「障害者乗馬」は日本ではまだ一部の人々の間にしか知られていませんが、ヨーロッパでは障害を持った人たちのリハビリとしても広まってきています。乗馬時には安全を期して良く調教された馬を使い、複数のヘルパーがサポートします。 馬に乗ることで身体の機能回復のための訓練になったり、豊かな感情の変化が見られたりといった効果が報告されています。また、リハビリ面だけに限らず、動物とのふれあい、スピード感、今までに経験しなかった高い視野などを味わう楽しみの場ともなっています(障害者乗馬会のしおりより引用)
障害者乗馬実行委員が中心となり、RDA Japanの職員さん、大勢のボランティアの方々、ブース担当の馬術部、AAE研究会、ドッグトレーナー部、動物飼育部、ストリートダンス部「UNION」によって乗馬会は盛り上がりました。
当日は朝早くから各ブースの担当者が準備をして、開会を迎えます。子供達は空いている時間に馬にニンジンをあげたり、犬と触れ合ったりして乗馬までの時間を過ごしていました。
乗馬が始まると、リーダー、サイドウォーカー、インストラクターと一緒に、10分程度馬に乗って馬場の中を回りました。乗馬中は、馬の上から学生達とタッチを交わしたり、輪投げをします。
本学の障害者乗馬会も、今回で4回目ということで、リピーターの方も増えてきたようです。そのためか、皆、馬に乗るのがとても上手で、中にはサポートなしで馬に乗っている子もいました。短い時間でしたが楽しんでいる様子で、子供、保護者、学生、参加しているみんなの笑顔が印象的でした。
今回の乗馬会に参加した皆さん、お疲れ様でした。(澤野)
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