6/24〜25 「森のココペリ」企画のフレッシュセミナー

 6月24、25日に上野原市の西原地区で、「森のココペリ」による1泊2日のフレッシュセミナーが行われました。このフレッシュセミナーの目的は、里山の人の動物との関係を理解し、西原の自然を実感することです。(7/9更新)


 このフレッシュセミナーを企画した「森のココペリ」とは本学のサークルで、人と自然のよりよい関係作りや、自然の素晴らしさと大切さを発信することを目的としたサークルです。プログラムの内容は以下の通りです。

《24日》

大学出発→ 里山ウォークラリー → 西原の方との交流会(夕食) → ムササビ観察 → 就寝

《25日》

野鳥観察 → 朝食 → ソバ打ち体験 → 動物探索の山登り → お話会 → 大学へ出発

 僕は、24日のみの参加でした。

 大学から車で約30分の山道を走り「やまびこ」という宿泊施設に到着しました。学生参加者と西原の方の挨拶の後、1年生はウォークラリーに出発しました。1年生の参加者11人が3班に分かれ、指示された写真をデジカメで撮影しながら歩きました。、チェックポイントでは「ココペリ」の先輩から西原に関するクイズが出題されました。途中チェックポイントがなかなか見つからなかったり、指示された撮影ポイントが見つけられなかったりと苦労しました。天気もよく、豊かな自然を肌で感じられる素晴らしい体験でした。

 夕食は西原の方とココペリの先輩方が一生懸命作ってくれました。メニューはご飯とタマジと呼ばれるジャガイモの味噌煮、コカブの漬物、野菜と肉のバーベキューでした。ご飯は釜と竹で炊いたものの違いを味と匂いで比べ、竹の器でいただきました。ウォークラリーで撮った写真をスライドで流しつつ、地元の方の西原の歴史や方言の話を聞きながらいただきました。地元の方の貴重なお話とおいしい料理で、とても楽しい交流会でした。

 夕食後、近くの神社にムササビ観察に行きました。本当に真っ暗な中で、大きな木の上をじっと見ながらムササビが現れるのを待ちました。ムササビは「空飛ぶ座布団」と呼ばれており、体長は約30〜40cmです。頭上で鳴き声が聞こえたので見上げてみると小さな動物が枝を動いていて、次の瞬間滑空をしました。大きさが小さかったので子供のムササビだったのでしょう。生まれて初めてムササビを見ました。

 僕は一日目のみの参加でしたので、ここで帰りました。帰り途中にホタルを見ました。ホタルをこんなにたくさん見たのは初めてで、とても感動しました。この美しい自然は絶対に守らなければならない貴重なものだと強く感じました。

 2日目のプランもとても魅力的な内容なので、参加できなかったのが残念です。ぜひまた機会があれば参加したいです。

 ココペリと西原の皆さん、本当にありがとうございました。(一年 たべろば)

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